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ダイオキシンはどのような状況で
発生するのですか? |
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塩素と焼却温度が関係しています。
ダイオキシンの発生が最も懸念されているのはゴミの焼却施設などです。このような場所では塩素分が一定濃度あります。
ダイオキシンは、塩素分の存在下で250℃〜400℃の比較的低温で燃える時、最も発生し易いといわれています。このような状況では炭素と水素の供給源になるもの、即ち全ての可燃物が発生源となっている可能性があります。ダイオキシンの発生源をある物質に特定することはできません。
なお、厚生労働省ではダイオキシン発生を抑制する対策として、焼却炉の構造を、800℃以上の高温で2秒以上燃焼し、排ガスを200℃以下に急冷して排出する設備とすることなどを定めています。 |
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