発泡スチロール(以下EPSと称す)の2006年のリサイクル率は73.9%となり、2005年に設定しました第4次リサイクル目標(2010年:75%)にあと1.1%と大幅に伸長致しました。 発泡スチロール再資源化協会では、環境と経済が両立した持続可能な「循環型社会」の構築を目指し、前述の第4次リサクル目標の達成はもとより、「もっともっとリサクル!」の精神で更なる高い目標にチャレンジしてまいりますが、そのためには、より付加価値の高い国内循環型のリサイクルシステムの開発が必要不可欠であります。 そこで、今年も5年連続で、「EPSのリサイクル技術及び用途開発等に関する技術開発支援テーマの募集」を行い、優秀な提案に対して技術開発研究費の一部を助成させて頂くことに致しました。 過去4回の公募では、44件のご応募があり、厳正なる審査の結果、23件の支援テーマを採択致しました。 尚、これら採択された支援テーマの紹介やその後の進捗状況・成果については、今年は3月7日、日本橋社会教育会館でのJEPSRA技術発表会の中で、発表を致しております。 つきましては、EPSのリサイクルに係る技術開発研究課題に取り組む個人、企業、研究機関、団体等多方面にわたる関係者の皆様から沢山のご応募をいただけるよう、よろしくお願い申し上げます。
発泡スチロールのリサイクルに関する技術および用途開発の技術開発研究を、一般の方々より提案公募の形式により幅広く募り、優秀な提案に対して技術開発研究費の一部を助成し、より一層リサイクルを促進させることを目的と致します。
※対象となる発泡スチロールは一般的にEPS(Expanded Polystyrene)と呼ばれ、農水産容器や緩衝包装材などに使用されているビーズ法発泡スチロールと致します。