平成19年9月1日
発泡スチロール再資源化協会(JEPSRA)
第5回発泡スチロール(EPS)のリサイクル技術及び用途開発等に関する技術開発支援テーマの募集

発泡スチロール(以下EPSと称す)の2006年のリサイクル率は73.9%となり、2005年に設定しました第4次リサイクル目標(2010年:75%)にあと1.1%と大幅に伸長致しました。

発泡スチロール再資源化協会では、環境と経済が両立した持続可能な「循環型社会」の構築を目指し、前述の第4次リサクル目標の達成はもとより、「もっともっとリサクル!」の精神で更なる高い目標にチャレンジしてまいりますが、そのためには、より付加価値の高い国内循環型のリサイクルシステムの開発が必要不可欠であります。

そこで、今年も5年連続で、「EPSのリサイクル技術及び用途開発等に関する技術開発支援テーマの募集」を行い、優秀な提案に対して技術開発研究費の一部を助成させて頂くことに致しました。

過去4回の公募では、44件のご応募があり、厳正なる審査の結果、23件の支援テーマを採択致しました。

尚、これら採択された支援テーマの紹介やその後の進捗状況・成果については、今年は3月7日、日本橋社会教育会館でのJEPSRA技術発表会の中で、発表を致しております。

つきましては、EPSのリサイクルに係る技術開発研究課題に取り組む個人、企業、研究機関、団体等多方面にわたる関係者の皆様から沢山のご応募をいただけるよう、よろしくお願い申し上げます。

1. 趣 旨

発泡スチロールのリサイクルに関する技術および用途開発の技術開発研究を、一般の方々より提案公募の形式により幅広く募り、優秀な提案に対して技術開発研究費の一部を助成し、より一層リサイクルを促進させることを目的と致します。

※対象となる発泡スチロールは一般的にEPS(Expanded Polystyrene)と呼ばれ、農水産容器や緩衝包装材などに使用されているビーズ法発泡スチロールと致します。

→アイコン 過去の採択技術開発支援テーマはこちら
2.対象テーマ(応募要件)
EPSのリサイクルに関する新規性、普及性のあるリサイクル技術および用途開発に関するテーマと致します。
3. 公募対象(応募資格)
EPSのリサイクルに係わる技術開発研究課題に取り組んでいる個人、企業大学、研究機関、団体等と致します。
4. 助成(技術開発研究)期間
原則として1年と致します。但し、継続申請は可能です。
5. 助成金の額
1課題当たり、50万〜250万円と致します。(但し、助成金は申請額通りになるとは限りません)
〈申請出来る助成金〉
1)設備備品費、2)消耗品費(実験材料費)、3)諸経費(役務費:研究開発を遂行する為に必要な機械器具の修繕、試験、加工等に必要な経費)

※交通費・人件費などは助成対象とはなりません。
6. 申請方法
1) 申請書式は別添書式の通り、申請用紙は発泡スチロール再資源化協会に用意致しております。
2) 提出先:発泡スチロール再資源化協会 技術開発部
3) 応募締め切り:平成19年10月31日(水)まで
→アイコン PDFアイコン 申請書式はこちら(PDF形式:72KB)
PDFを見るためにはAdobe® Readerが必要です。お持ちでない方はこちらからダウンロードください。 Adobe Reader アイコン
7. 申請テーマの選定
申請されたテーマについては、協会内に設置された委員会の厳正なる審査を経て決定致します。審査結果は、採用の場合、平成20年1月末頃にご連絡致します。
8. 採択後の申請者の責務
1)研究開発計画書の提出
2)研究概要のパネルでの発表(当協会技術発表会にて)
3)研究の推進、進捗状況の報告(3ヶ月ごとに)
4)補助金の経理管理および取得財産の管理
5)研究成果等の報告および発表
※知的財産の帰属:この補助事業で得られた知的財産権は発明者個人(申請者)に帰属致します。
9. 申請等に関してのお問い合わせ先

東京都千代田区神田佐久間町2-20 翔和秋葉原ビル6F
発泡スチロール再資源化協会 技術開発部 尾崎 滋
TEL: FAX: E-mail:

(C) Copyright 2004 Japan Expanded Polystyrene Recycling Association All right reserved.